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症例報告

血栓溶解療法(t-PA療法)

現代では超急性期脳梗塞の場合、治る可能性があります!
それが血栓溶解療法(t-PA)です!



この動画は急性脳梗塞にて当院に救急搬送された患者さんに施行したt-PA療法の経過を撮影した動画です。

(患者さん本人の同意を得て公開してます)

r-tpa.jpg

脳梗塞とは上の図のように、脳内の血管に血栓が詰まった状態を意味します。この血栓を溶かす薬がt-PAです。

初めの4.5時間が勝負!

脳梗塞を起こした状態が数時間たつと血管が栄養していた範囲の脳は壊死します。脳が壊死し、血管が破綻した状態まで時間がたった状態でt-PAが血栓を溶かし血流が再開すると、脳出血を起こす可能性があります。

t-PAは適応基準を満足する発症4.5時間以内の脳梗塞に対しては転帰良好例を有意に増加させる!

つまり、おかしい!?と思ったらすぐに病院に行くということが大事なんですね。

t-PA使用例中の5.8%が頭蓋内出血を起こしたという本邦データがあります。

TPA禁忌と慎重投与について

○t-PA療法 禁忌事項

○t-PA療法 慎重投与例

・頭蓋内、消化管、尿路の出血性疾患既往
・3ヶ月以内の脳梗塞既往
・CTで出血が否定できないサインがある。
・痙攣
・頭蓋内腫瘍、動脈瘤、AVM、もやもや病
・適切な降圧療法後も、sBP>185Torr dBP>110
・Early CT signで、広範な梗塞(=MCA領域の1/3以上)が示唆される(→症候性頭蓋内出血との関連が示唆されている)
・BS<50 or BS400
・Plt.<10万
・ヘパリン、ワーファリン投与中。
・75歳以上
・NIHSS≧23(=神経学的に悪いということ)
・JCS≧100
・10日以内の、分娩、生検、3ヶ月以上経過している脳梗塞既往
・消化管の潰瘍や炎症性疾患
・結核
・月経中
・腎不全、コントロール不良糖尿病
・感染性心内膜炎

その他の症例

救急搬送時

TPA投与後 1週間目

救急搬送時

TPA投与後 1週間目

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