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症例報告

眼瞼痙攣ボトックス治療

眼瞼痙攣(がんけんけいれん)・片側性顔面痙攣(へんそくせいがんめんけいれん)は眼のまわりの筋肉が,自分の意志とは関係なく痙攣する病気です。ここでは、当院で行われているボトックス治療についてご紹介させて頂きます。


眼瞼痙攣とは?

眼の周りには眼輪筋(がんりんきん)といって、瞼を開閉に関わる顔面神経系の筋肉があります。眼瞼痙攣は、この両眼の眼輪筋に自分の意志とは関係なく力が入る病気で,中高年に好発します。初期症状は眩しさを感じたり、眼がパチパチすることから始まります。その症状は明るい場所や精神疲労で悪化し、徐々にひどくなると眼瞼を閉じる力が続くようになり、日常生活に支障をきたすようになります。症状の進行は比較的ゆっくりしていますが、そのまま放置して自然に治る病気ではありません。ドライアイを併発します。

※痙攣が慢性的に続くようでしたら、片側性の顔面痙攣が可能性が考えられます。しかし、一時的に眼瞼がピクピク痙攣するといった症状であれば、これは眼瞼ミオキニアといい、特に疲れ目の時に症状が強くなるもので、ボトックス治療の対象とはなりません。

~~治療内容 ~~

痙攣しているまぶたの筋肉に、痙攣を抑える作用をもつボツリヌス毒素を注射します。その効果は3~4カ月間持続し、効果がなくなった時期をみて再注射するという治療法です。

ボツリヌス菌は一般的に食中毒の原因として知られていますが、この場合は菌が食物と一緒に体内にはいり、毒素が放出され腸から大量に吸収される結果、全身の筋肉が麻痺するという中毒症状です。しかし、長年の研究の結果この毒素を少量だけ抽出し、痙攣している筋肉に直接注射することでその筋肉がゆるみ、痙攣がおさまるという効果を医薬品として利用します。

  • 注射後,2~5日で効果が現れてきます。
  • 2~4週間で効果が最大になります。
  • 3~4カ月で徐々に減弱していき,再び注射前の症状に戻ります。
  • 再投与後は4~5カ月の持続効果が期待できます。

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注射後,通常3~4カ月経過すると,眼瞼痙攣・片側顔面痙攣の症状が再び出てきます。まばたきが多くなってきた,まぶしさを感じるようになってきた,などの症状が再び出てきたら,再投与の時期となります。


眼瞼痙攣、片偏性顔面痙攣に対するボトックス療法は、所定の研修及びボトックス使用の認定を受けた医師のみしか施行できません。当院では和田院長が認定を受けてます。

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