邦和病院 DCM4CHEE構築マニュアル

堺市病院,温熱療法,ハイパーサーミア治療,堺市救急指定病院,大阪,堺市看護師募集

IT戦略室

中小病院におけるPACS導入について



邦和病院 
放射線科技師長
IT戦略室長
松岡 大樹
E-mail:matsuoka@houtokukai.or.jp

DCM4CHEEインストールメモ

ss.png

用意するもの

dcm4chee-2.17.3-mysql
jboss-4.2.3.GA-jdk6
dcm4chee-arr-3.0.12-mysql
install_arr.bat☚橋爪先生のサイトリンク
jdk-7u45-windows-i586
MYSQL
基本的には本家インストールマニュアルのまま設定すれば良いのですが、非常にわかりにくです。。
お勧め参考サイトは橋爪先生のサイトが理解しやすいと思います。
私も橋爪先生のarr修正batには非常に助けられました。

DCM4CHEEのインストール支援サイトは検索すれば山のように出てきますので、基本はそちらを参考にして、ここでは動画をメインに載せていきます。




MYSQLインストール



JAVAインストール&環境変数

インストーラーをクリック、成り行きのまま最後まで次へでOK
インストールが終われば、環境変数にパスを通します。
動画のシステム環境変数 pathを編集、
今ある設定を消さずに!そのあとに
;C:\Program Files (x86)\Java\jdk1.7.0_45\bin
を追加してください。
注)(セミコロン)☚忘れがちですので注意してください。

次にJAVA_HOMEを登録します。
システム環境変数の新規をクリック
変数名:JAVA_HOME
変数値::C:\Program Files (x86)\Java\jdk1.7.0_45\bin
OK→OK


確認作業です
Windowsキー+R
ファイル名に:cmd と入力

コマンドラインを立ち上げます。


java -versionと入力
java version"1.7.0.45"と出たらOK

次にset JAVA_HOMEと入力
これまた\JAVA\jdk1.7.0_45と出たらOK

フォルダ展開とインストール

dcm4chee-2.17.3-mysql
jboss-4.2.3.GA-jdk6
dcm4chee-arr-3.0.12-mysql
3つの各フォルダを解凍し
そのフォルダをCドライブ直下のappsフォルダ(無ければ作る)に投げ込みます。
ここでの注意はdcm4chee-2.17.3-mysqlのフォルダの下にdcm4chee-2.17.3-mysqlが絶対に来ないようにしてください。

dcm4chee-2.17.3-mysqlの中に入ればbinというフォルダが見えることが大事です。
jboss-4.2.3.GA-jdk6の場合は解凍し、中身のjboss-4.2.3.GAをappsに投げ込みます。
dcm4chee-arr-3.0.12-mysqlも同様。

橋爪先生のinstall_arr.batをapps/dcm4chee-2.17.3-mysql/bin
の中のinstall_arr.batに上書きしてください。

これをしないとarrの監視リポジトリがインストールできません。
※インストール出来なくても動作に問題はありません。


コマンドラインを管理者権限で起動します。
カレントフォルダを移動させます。
cd C:\apps\dcm4chee-2.17.3-mysql\bin

install_arrを起動します。
install_arr.bat c:\apps\dcm4chee-arr-3.0.12-mysql

jbossを組み込みます
install_jboss.bat c:\apps\jboss-4.2.3.GA

exitで終了します。


MYSQLの設定

参考サイト①の6,7若しくは
参考サイト②を参考に。

MySQL 5.6 Command Line Clientを起動
mySQLのパスワードを入力
データベース『pacsdb』を作成

create database pacsdb;

pacsユーザーpacsパスワードにてすべての権限を付与します

grant all on pacsdb.* to 'pacs'@'localhost' identified by 'pacs';

終了
\q

Command Line 起動
カレントフォルダ移動
cd C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.6\bin

mysql -upacs -ppacs pacsdb < c:\apps\dcm4chee-2.17.3-mysql\sql\create.mysql

exit



MySQL 5.6 Command Line Client起動
データベース『arrbd』を作成

create database arrdb;

arrに対し全権限付与

grant all on arrdb.* to 'arr'@'localhost' identified by 'arr';

終了

\q

DICOMデータ保存先設定

ran.bat起動でdcm4cheeが立ち上がっているのを確認した後

JMXコンソールに入る
group=ONLINE_STORAGE,service=FileSystemMgtに入り
上から8行目のDefaultStorageDirectoryの内容をarchiveからNONEに変更してください。


下方のorg.dcm4chex.archive.ejb.interfaces.FileSystemDTO addRWFileSystem()
ここがストレージ先設定場所となります。(複数可能)
\\のネットワークアドレスを受け付けないため、ネットワーク先のフォルダを指定する場合は、そのフォルダをネットワークドライブに入れ込む必要があります。
動画ではNASに設定しています。

java.lang.StringのlistAllFileSystems()
のボタンにて現在の設定を見ることができます。

dcm4cheeはこの設定を行う前に、DICOM通信を行うとarchiveというフォルダを作成し、ストレージ先に設定してしまうので注意してください。

設定を消す場合は
org.dcm4chex.archive.ejb.interfaces.FileSystemDTO removeFileSystem()
に消したいストレージ先を入力するのですが、既にデータがある場合は消ません。
そんな時はdcm4cheeコンソールにて既にある保存先の内容を消してからもう一度チャレンジしましょう。


DCM4CHEEで使用するメモリをチューニングします。

初期設定でのメモリ割り振り量は非常に小さく、本格稼働させるためには、メモリ使用量を上げなければなりません。

ran.batを右クリックで編集を選択します。

中程にset JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% -Xms128m -Xmx512m -XX:MaxPermSize=128m
とありますのでこの赤文字部分を変更します。

単純に多いと良いというわけではありません。チューニングが大事です。

簡単に説明すると
-Xms ヒープ・メモリ全体の起動時のサイズ
-Xmx ヒープ・メモリ全体の最大サイズ
-Xmn NEW領域のサイズ

-Xmx(最大サイズ)に対するNEW領域(-Xmn)は1/2~1/3が推奨です。

また拡張領域を考え-Xms≦-Xmxが常識ですが、
システムメモリサイズに余裕があれば、
同じ値にするとオーバーヘッドが無く、幸せな結果になるかもしれません。JAVAに頗る詳しいわけでは無いので、自己判断でお願いします。

macやwin64bitでwadoが使用できるよう設定する

wado.PNG
server/default/conf/xmdesc/dcm4chee-wado-xmbean.xmlを編集し
- <value value="com.sun.media.imageioimpl.plugins.jpeg.CLibJPEGImageWriter" />
+ <value value="com.sun.image.codec.jpeg.JPEGImageEncoder" />
赤文字を青文字に変更します。

JMXコンソールからも設定可能。どちらでも良いと思います。

画像データを削除するために

JMXコンソールの中のdcm4chee.web
service=WebConfig
の中に入り

trustPatientIdWithoutIssuerTrueに変更してください。

DCM4CHEEにWeasisを組み込む

Weasis

555.jpg

用意するもの

weasis.war(2.03)
weasis-i18n.war
weasis-pacs-connector.war
dcm4chee-web-weasis.jar

weasisのインストールは非常に簡単で本家サイトのまま行って下さい。
dcm4cheeのバージョンが2.17.1より前か後かで手法が変わるので注意。

まず上記4つのファイルを
apps/dcm4chee-2.17.3-mysql/server/default/deploy/に貼り付ける
ran.batにてdcm4cheeが立ち上がっているのを確認し
JMXコンソールにアクセスしservice=WebConfigに入る
2つの値を下記のように変更

WebviewerNames = weasis
WebviewerBaseUrl = NONE

weasis-connector-default.propertiesよりweasis-connector-default.propertiesに入り
出てきたソースコードをメモ帳などに保存させ、ファイル名を weasis-pacs-connector.propertiesに変更。
apps/dcm4chee-2.17.3-server/default/conf.に貼り付ける。


インストール


動作確認

バックアップ

コマンドラインからMYSQLにアクセスするために

私の記憶が正しければ、昔は何もしなくともアクセスできたと思うのですが。。。
現在では、コマンドラインからのアクセスは認識しません。

これは環境変数にpathを通してない事が原因です

MySQL 5.6 Command Line Clientがあるから困らないと思うかもしれませんが、

私のサイトではMYSQLのバックアップdumpファイルをコマンドラインから取得することを推奨しています
良く分からない人は取り敢えず行ってください。

JAVAインストール時に環境変数pathにファイルパスを追加した方法と同じ要領です。

環境変数 pathにSLQのファイルパス
;C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.6\bin
を追加してください。

毎日夜中に、自動でバックアップさせよう。

MYSQLのdumpファイルを作成するbatファイルを作り、タスクスケジューラーに
毎日夜中にバックアップを取ってもらう方法です。

実際に私がやっている方法とは少し違いますが

こちらの方が、動画として分かりやすいので紹介します。

メモ帳に

C:Windows\System21\ccmd.exe /c mysqldump -u root --password=パスワード pacsdb > "保存先フォルダ\DCMdump_%date:~0,4%%date:~5,2%%date:~8,2%.sql"

と書いて保存。
その後 拡張子をbatに変更します。
赤い文字は設定次第で変わりますので、お好きにアレンジしてください。

『スタート』⇒『コントロールパネル』⇒『システムとセキュリティー』⇒『管理ツール』⇒『タスクスケジューラー』を起動。

タスクスケジューラーライブラリを選択し、右より『タスクの作成』

名前を付け⇒トリガー⇒新規で『毎日』『好きな時間』と選択、
操作タブ⇒新規⇒プログラム/スクリプト(参照)より、作成したbatファイルを選択します。